KPOPの華やかなビートとそのスタイルは、今や世界中で知られる存在となりました。グローバルなブームを生んでいるこの文化は、日韓の合同アイドルグループを中心に急速な発展を遂げ、国境を越えた大きなムーブメントとして確立。

しかし、その起源と発展の過程を知ることで、KPOPの魅力やダンスをより深く感じることができるでしょう。この機会にKPOPの歴史を辿りましょう。

KPOPアイドルの誕生

1980年代から1990年代、韓国の音楽界は日本のJPOPやアニソンから多大な影響を受けていました。そして90年代後半、韓国にも独自のアイドル文化が興り、日本メディアはこれを「KPOP」と称するようになりました。

続いて韓国のSMエンターテイメント社は、日本のエイベックス社と手を組み、多数のアイドルグループを日本でデビューさせることとなります。また、2004年の「冬のソナタ」の成功を機に、韓国のドラマや映画も日本で大きな人気を博し、これがKPOPブームの火付け役となりました。

KPOPアイドルのブーム到来

2000年代後半、PSYの「江南スタイル」を皮切りに、BIGBANGや少女時代、KARAといったグループがアジア全域で圧倒的な成功を収めるようになりました。

SNSやYouTubeなどのデジタルメディアの発展とともに、BTSやTWICEなどの新しい世代のアイドルが出現。彼らはSNSを駆使し、グローバルなファンベースを瞬く間に築き上げました。

さらに、韓国のJYPエンターテイメントと日本のソニーミュージックの共同プロジェクトからは、新たなスター「NiziU」が生まれ、日韓の音楽シーンに新しい風をもたらしました。

KPOPアイドルの世界進出

KPOPは、韓国の国境を越えて世界中で大きな影響を持つようになりました。

特に2010年代後半からは、BTSやBLACKPINKなどがグローバルブランドとの提携を果たし、その影響力を証明。彼らはファッションやライフスタイルのアイコンとしても認知されるようになり、音楽産業だけでなく、様々な分野での活躍が期待されています。

KPOPの発展をリアルタイムで見てきた30代以上の方々にとって、この成果は特に感慨深いものでしょう。現在のKPOPブームは、多くのアーティストや関係者、そしてファンの支えによって成り立っています。

KPOPは、これからもその独自の魅力で私たちを魅了し続けるでしょう。その未来の動向から目が離せません。